2021.5.24
たまご 
 ↑  ホタルのオスとメスを入れて、ホタル飼育場に置きました。 
 
 ↑ 昼間のホタル。雨もあり、少し暗いので,ガーゼにのぼってやすんでいます。   ↑ ガーゼのところどころや、苔の中に卵が産みつけられています。
   
 ↑ よくもまあ、ガーゼの隙間に卵を産むものです。しかも、上向き(はえが天井にとまっている格好。)です。白っぽいのは、夕べ産んだので、少し茶色っぽいのはその前か、まだ前なのか卵が成長し、やがて目も観察できます。
 
孵化 
 2021.6.17
  朝、種ボタルを準備して一カ月に近いなと パットをのぞきました。細長いのがあります。今までだとふっとピポットで水をかけると丸くなるのにあまりなりません。別のパットに一匹ずつ数えながらすくいあげました。眼鏡をかけてみてみると、ゲンジボタルの幼虫の誕生でした。3箱に80ぐらいずつ産まれたので、3箱に(一番下の段の写真)それぞれいれ。外のカワニナ水槽の稚貝を補充しました。
   
 
飼育箱に入れるとカワニナを探し始める。

ガーゼの卵が黒くなっている 
 
今年は少し大きめの発泡スチロールをじゅんびしました。
 昨年までの立方体のも使わないと足りないことでしょう。
 
小さい石灰石と植木鉢のかけらを入れ、稚貝をたくさん入れました。今のうちにえさをとりかたを学んでほしいからです。
幼虫の世話 
  2021.6.26
  今日は箱の幼虫を数えて新しい箱に移します。
 食べられたカワニナがたくさんあって、幼虫をすくいとるのに苦労します。
 まず、右のように石を持ち上げます。裏にたくさん集まっています。
 裏返すとすぐ動くので底に天井の蠅みたいについていることが分かります。
   
  石の形状によって数の多少が見受けられます。   小さい石にもついています。
  石についている幼虫をパットに流し込みます。くるっと回るくなったものは水の上に浮かびます。
 底に沈み動き回ったり、何匹か集まるとまとわりつくようにしてかたまります。きっと昼間は明るいし、パットに石を置いてないので暗いところを求めて行動するのでしょう。
 スポイトですくって数えます。石の下ではなく、底にいるのは見つけるのがむずかしいです。 
 2   2021.8.21
 
    飼育箱をのぞくと、左のような小さなカワニナの蓋が見つかります。
 ホタルの幼虫がカワニナを食べたことが分かります。今年のように大量の蓋があることは珍しいです。それだけホタルの幼虫たちがたくさん食べたということでしょう。

 
   左の写真は、3つ目の箱のふたを持ち上げると、きまって何匹化の幼虫がくるまっているのです。いつもこの箱だけです。 
 「さなぎになるために上陸しようとしたのか?」と思いますが、3月まではまだ半年あります。大きめのものだけが水の中の生活から陸の生活への転換をしようとしているのですから驚きです。土のところにやると土の中に潜るのなら、移してやろうとっも思いましたが、今成虫になったとしても生きていけないだろうと水の中に戻しました。水の中で動いています。
  
 ホタルの飼育とは番外の報告です。         
 2021年8月11日に姶良市加治木町永原校区の大宮路にヘイケボタルの撮影に出かけました。撮影が終わり、光の合図を送ると木の上からボトンと落ちてきたのを見ると、これまで見たよりずっと小さい感じのヘイケボタルでした。長さを計ると6mmでした。こんなにも小さいとはびっくりしました。
 
   
   
  2021.9.5日に飼育箱に幼虫の中に 箱の上に上がったり、水の中で浮いたりして、死んでいくシーズンに入り、心を痛めることとなった。いつもならまだ先に手元から自然に戻すのだが、二箱を蒲生に持って行く。用水路はまだ水が落とされていない。まだ稲は黄色くならないから水は必要なのだろう。小さいころから慣れ親しんだ水路にはまだ放せない。排水路がある所に行く。土手を滑り降りて放す。今度は上に戻るのに一苦労。なかなか草にへばりついても上がらない。少し低いところからやっと脱出。 
   
 まだ小さい幼虫もいカワニナを探せるのか心配だが、たくましくいきることだろう。五月にあおう、元気でなと見送る。