二〇〇三・三・二    百五十九 号

 鹿児島県ホタルを育てる会 
年   度 月・  日

過去十年のゲンジボタルの初見日です。平成5年と平成12年と13年が2週間ぐらい遅れましたが,他の年はだいたい四月初めで固まっています。今年も,四月のはじめに初見が見られそうです。
雨の日、外に出てみましょう。

平成五年 四・三十
  六年 四・十二
  七年 三・三十
 二月の雨を待ちこがれていましたら、やっと雨が降ってくれました。二月二十一日姶良郡内を回ってみました。まだ、こちらは水辺でも光っていませんでした。
 ところが、やはり早い鹿屋市の小牧さんから電話が入りました。
 二月二十二日  
  鹿屋市 花岡町 十一
 
    午後七時半
  鹿屋市池田病院用水路 七
     午後八時
  吾平町  吾平町  五
       
      午後九時一〇分
という報告でした。指宿の池田湖への小川が工事で観察できないので、これだけで、例年並みなのか、平成十二年や十三年度のように二週間ぐらいの遅れなのかは断定できませんが、右の調査と重ね合わせると


上陸するゲンジボタルの幼虫
 二十一世紀になって観察した上陸日は、
二〇〇〇年二月五日
 鹿屋市池田病院横用水路
二〇〇一年二月十三日   
 指宿市 池田湖畔 二
     三月十一日
  鹿屋市池田病院 二
 串良町 二 吾平町 三
二〇〇二年二月十七日 
  指宿市 池田湖畔 三 
   二月二十四日 
  鹿屋市 池田病院用水路 七 光同寺 三 大姶良三
となっています。下の段のゲンジボタルの初羽化(初見)と比べてみると、本年度の初見は四月十日ごろになりそうです。土曜日ごとに雨が降っていますから、姶良郡の上陸は八日頃から始まりそうです。
  八年 四・八
  九年 四・十一
  十年 四・十一
  十一年 四・八
  十二年 四・二十
  十三年 四・十五
  十四年 四・七
            

 百五十三号で原稿をお願いしましたが、各地の報告など集まりました。有り難うございました。印刷に出す段階で「こんなにカラー印刷はできません。」と印刷所に言われ、どうしようかと迷いましたが、自分でカラー印刷をすることにしました。そのため,部数はわずかになりました。ページも百九十一ページの予定でしたが、四十ページ削除しました。製本が十五日にはできあがりそうですから、原稿を寄せていただいた方には送ります。
二月二十五日に吉田町から声がかかり、生活排水対策の会に参加しました。昨年は国分市でも同じような会があり、参加しましたが、国分市垂水市、吉田町、加治木町、姶良町溝辺町、横川町、牧園町、霧島町、隼人町、福山町の二市十町が鹿児島湾奥部流域ということで、重点地域に指定され取り組まれているのだそうです。
 吉田町は河川水質汚濁の解析もされていて、報告されていました。思川、本名川、稲荷川など地点を決めて水質の分析が行なわれていました。資料によると、水素イオン濃度はほとんど七以上でアルカリ性であるようです。大腸菌群数が多く、人家からの排水の流れ込みが問題のようです。そのはか、窒素が多いのが稲荷川でした。
「町民が川に近づき、水に親しみ、水遊びができる川、流れる川を清流によみがえらせ、蛍の飛び交う川の復活と維持」を目標にして町内のいろんな方々が取り組んでいらっしゃいました。いい勉強になった会への参加でした。