平成21年12月16日日置市伊集院町上神殿地区を訪問しました。一昨年は蛍が乱舞したが、昨年から飛ばなかったから、ホタルの里を復活させたいと事務局の蛍小屋に見学においでになった有村さんと上の段さんの案内で回りました。

 立派な「神殿ホタルの里」の看板が立っていて,池の中にはカワニナが生息していました。できて3年ほどになるそうですが,まだホタルが飛んでいないそうです。

 山ぎわに池,水路,池というようにならび,石垣をしてあります。水は少ないのですが,湧水が一年中流れているといいます。

 この人工水路の下は,用水路につながり,蛍が飛びそうな環境でした。水鳥が多く飛来し,カワニナを食べているそうです。

 よしに覆われているものの,川の中にはいるとカワニナガたくさんいました。エビモがはえていて,ほどよい流れになっていました。この辺りのよしを五月の中頃切り払い,乾燥したら川の中で焼くそうです。これではホタルはいなくなるはずです。しかも,中洲の土を上げて捨てたそうですから,カワニナも少なくなったことでしょう。
 地区の方や行政に働きかけて藪払いや中洲の泥上げの時期や方法を変える必要がありそうです。来年の五月に再訪することを約束しました。