旭志は自然いっぱい

 8月以来の懸案だった熊本県旭志村訪問がやっとできた。9月18日指宿の大村さんと高速道路を走り、旭志村に向かった。鹿児島は台風の影響で雨、熊本は大丈夫かなと思いつつも、決行する。熊本は雲が多いが雨は降っていない。日頃の行いがいいせいかと胸をなで下ろす。
 大津市から旭志に入ると、ずっと彼岸花が両側に咲いてきれいだった。田んぼの畦払いのおじさんに聞くと、地区民がみんなで植えたとのことであった。山の上には「四季の里」があって、バンガローにはたくさんの人が泊まっており、温泉客も多かった。稲葉さんに温泉に連れていってもらったが、外風呂はもう涼しい。水風呂の冷たいこと。ホタルのいる川の水温と同じくらいであった。偶然の一致か。

川と山を見る

 2本の川が流れている。下の川は両側とも木や林がない。土手がその代わりを果たしているのであろう。桜が数年前植えられているが、まだ飛翔の手助けにはならない。それでも、数万飛ぶと言うから、川の管理と水がいいのであろう。鹿児島の水と違うのは、「硬度」が違う。総硬度は鹿児島の水50r/gに比べて、100以上である。

「よし」はみんなの力でほりあげられ、水が淀みなく流れている。この川つくりなくして、今日のホタルはないと思われる。

川の工事によって、「堰」が作られ、流れもゆるやかになっている。小さぎなどのさぎがカワニナを食べるためいても、カワニナが多いのでどういうこともない。

 陸生のホタルを訪ねて暗くなるのを待ち、稲葉さんに案内してもらった。1番目の場所は1秒ボタルの生息場所という。次が0.5秒ボタルの生息地で、3番目がオオマドボタルなどがいるという。

  月は雲に隠れ、山の中は3つの光りだけである。稲葉さんに案内された場所はもうそう竹と杉が混じっている。鹿児島の竹林のほとんどは綺麗にほうきではかれ、早いときには正月から竹の子ほりが始まるから、竹の葉が少し落ちているぐらいである。
 ここはふかふかの土である。稲葉さんの話では、棒を持って、地面を手探りしたら、光っているとのこと。さっそくやってみる。真っ暗な土に向かってただ棒を動かす。すると、光っているではないか。感激の一瞬である。左は大村さんが見つけて、地面を確認している様子だが、たくさん光っていた。

 3カ所まわり、1の場所、2の場所毎にトレーに入れて、幼虫を観察する。 ヒメボタルが多かった。デジタルカメラではなかなかはっきりとは写せない。 3カ所ともヒメボタルで、オオマドボタルも木の上や葉っぱの上にいた。 鹿児島でも何カ所もヒメボタルは確認しているが、餌や幼虫は確認していなかったので、どういうところで、どのようにすると、探せるのか、実際に体験できていい勉強になった。近く鹿児島の山にも行って、探してみようと思っている。                       

 帰り着いて、幼虫を整理して、ちかくの同姓の稲葉さんもおいでになり、酒盛りが始まる。上の写真は上野が撮ったが、熊本の球磨焼酎がおいしくて、ふらふらになってとったので、稲葉さんの奥さんのピントがずれてしまった。申し訳ない。馬刺もご馳走になり、泊めてもらってお世話になった。鹿児島にも来てほしいものである。
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