流速は落ちていない。192cm/Sである。一番中央部分は速く,脇になると少し緩やかではあるが,カワニナはついてはいない。シーズンになりここまで上がってきてもホタルを見ることはない。速い流れでは生息できないと言うことである。

鹿児島県加治木耕地事務所が発注しまとめた用水環境整備事業の計画平面図の一部
左の写真は取り入れ口からおよそ100mの地点である。
 
 一段下げて白く泡だっている。流速は185cm/Sと結構速い。まだ水路幅は1.2mである。








 右の写真を図式化したもの
第一放水工
 60mほど下ると,第一放水工の場所に出る。放水すると,町の給食センターの横にある町水道課の建物の横を通って,宇曽ノ木川に水は流れていく。ここにはゲンジボタルがたくさん飛ぶ。ここの作りは左の図の通りである。流れ込む方の幅が1.2mなのに対し,1.95mとなっている。倍近く広くなっていること,放水工の所が広いこともあり、流速も遅くなっている。105cm/Sであった。カワニナも右岸のやや流れが緩やかな方に5つほど見つかった。
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